はじめまして、「春 みかん」と申します。
31歳で子宮頸がんになり、円錐切除の手術を受けその後は経過観察で半年毎の子宮検診を受けていました。
そして、 2年前の37歳で2.8cmの乳がん&脇のリンパへ転移1つありの診断を受け、術前抗がん剤・温存手術・放射線・ハーセプチン・ホルモン治療のフルコース治療を受けています。
今は、タスオミンのみの治療です。
乳がんの検診は、35歳から毎年マンモグラフィーと触診を受けていて再検査もありませんでした。
2年前の9月に、お風呂に入ろうと服を脱いで偶然、右胸の下のしこりに手が触れ驚きました。
乳がんの自己検診もしていなかったので、着替えの時に偶然気づきました。
今となってはラッキーだったと思います。
その後すぐ大学病院へ検査に行き、マンモグラフィー、超音波検査→血液検査、マンモトーム生検→MRI 、PETなどなど検査&検査の日々で、結果「陽性・転移あり」の診断を受けました。
がんは、2.8cmのトリプルポジティブ゙乳がん。2.8cm!?
頭が真っ白でパニック状態のわたしに、先生から提示された治療方法は

 1. 全摘手術・抗ガン剤・ハーセプチン・ホルモン治療
 2. 術前抗がん剤・手術・放射線・ハーセプチン・ホルモン治療

その時のわたしには、どちらも選べませんでした。
自分の体がキズつき胸がなくなる。抗がん剤で髪がなくなる。子供も産めなくなる?でも死にたくない!
頭の整理がつかないまま先生に、「わたしは治療しません」ときっぱり伝えながらも次回の予約を入れ、病院を後にしました。
病院を出てすぐに、検査の事を話していた会社の上司に電話し、
「がんでした。なんでわたしなんですか?何も悪いことしてないです!真面目に働いて生きてきて。なんでわたしなんですか!?わたしは治療はしません。仕事を辞めさせてください。17年がんばりすぎました。世界旅行して残りの人生を楽しみます」 と涙を流しながら真剣に言っていました。神様はいないと悟った日でした。
ずっと家族にも彼にも友人にも言えず、「ご家族の方を連れてきてください」と言われてからも、ひとりで行きました。そんな強い自分が、 家に帰って、泣いて、泣いて、泣いて、一生分泣きました。そのあとは現実逃避の日々で、一心不乱にネットやブログで情報を集め、民間療法のサイトや辛くない方法ばかりを探していました。
最初に始めたのは、マクロビオテックでした。マクロビオテック、仕事を休みストレスのない生活、気功など術前抗がん剤を始めるまで告知から約2カ月間自分が信じた方法をしました。     
そんなわたしが標準治療を決心したのは。。。

To be continued…